白アリ保証
渡建(ワタケン)の木造住宅『仙南の家』には白アリ保証がついています。
おそらくどこの住宅ハウスメーカー、工務店もついていると思いますが、今回はその白アリ保証についてご説明いたします
防蟻工事(施工のタイミング)
防蟻工事を行うタイミングは以下の2度になります
・1回目:土台敷き完了後
・2回目:建て方時(1階の柱を建てた時)
土台敷完了後に建物まわりの土壌、土台、大引に施工し、建て方時に構造材の柱を床から1mの高さまで施工します。
保証内容
・保証期間中、白アリ発生時無料で再施工
・建物損害の場合、修復費用300万円
・イエシロアリとヤマトシロアリの2種
・保証期間:施工完了日から5年
ここで注意して欲しいのが、増築改築をした際に白アリ消毒を未施工の場合、施工済みの部分も補償対象外になってしまうという事です。そうですよね。消毒していない所に白アリが飛んできてむしゃむしゃ食べるかもしれません。
ヒノキ、ヒバなら白アリは食べない?
ヒノキやヒバを食べないから消毒しなくても大丈夫だよね。と聞かれます。
確かに食べません。しかし、かじります。がしがしかじるんです。
白アリは、ヒノキだろうが発泡スチロールだろうが何でもかじって、蟻道(ぎどう)と呼ばれる道を作って移動します。なので消毒はしないといけません。
渡建では土台、大引きは防蟻防腐(ぼうぎぼうふ)処理材の米栂(べいつが)か檜(ひのき)を使用しています。最近は宮城県産材の利用を推奨しているので、ほとんどが檜(ひのき)の利用となっています。
もちろん、檜でも白アリ消毒(防蟻工事)を施工していますよ。
※写真は米栂(防蟻防腐処理材)です
人体への影響?
『防蟻剤を使用した家の 気密性を高めると、シックハウス等の心配がある?』
鉄骨系の営業の常套手段です。鉄骨系でも木材は使うはずなんですけど・・・
今は多くの検証を基に白アリ消毒を行っていますので、安心してもいいと思います。
それでも防蟻剤が心配!という方もいると思います。
そういった方には、炭を土台に塗る方法もありますので、参考にしてみてはいかがでしょう。
ワタケンの2階にサンプルが置いてありますので是非ご覧ください。
既存の住宅を消毒する費用は?
築10年以上経過した方白蟻消毒したいなと言う方もいらっしゃると思います。
白蟻消毒の目安の金額は、
施工床面積:坪数×6000~8000円(+現場管理費)
になります。
施工床面積は1階の面積、点検口があり、床下を潜って全部屋にいける場合になります。基礎が邪魔をして床下内で、通り抜けできない部屋があると、床に点検口を設けたりするため、別途費用が発生します。
白アリ被害にあわないために
まずは白アリが好む環境を作らない事が一番です
建物のまわりに物をおいて通気を悪くしたり、白アリの好む、腐った木(木材)を家のまわりに置かない。敷地の水はけが悪いところは、U字溝を設置するなどして、湿気がこもらないようにすることも大事なことです。
ワタケンの注文住宅 その他の保証はこちらをご覧ください。
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